去年の初夏、梅味噌を仕込んで余った種を割ってみた。
その頃「くるみ割り器」を買ったばかりで色々割ってみたい盛りだった。
なかなか手こずったが、↑こんな綺麗な「仁」が出てきて嬉しかった。すごくいい香り。
食べてみたら明らかに「毒」の味がして驚いた。
慌てて吐き出してうがいもした、とても怖かった。
それにしても人間の舌はちゃんと毒を認識できるのだと感心した出来事ではある。
調べたところ、加熱してしまった梅の仁は、毒を分解する酵素が死んでいるので加工しても食べら
れない、らしい。
それでもあきらめられないのが性分であります。
人生は大いなる実験なり。身を賭して臨むべし。
酵素死すとも、食い気は死さず。
というわけで蜂蜜に漬けて一年。
一昨日3つぶほど食べてみました。
まだ少ーし毒が残ってるかなー。(←すっかり毒マイスター)
2日たってもまあなんとか生きているので、さっきまた3つぶ、食べてみた。
この調子で梅の収穫まで生きていたら、今年も作ろうと思います。
そして今度は2年、寝かせてみよう。
日々実験なり。
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